認知症に伴う多頭飼育

トータルプロデュースモコに年末お見積もり予約を頂いた場所に

4日に伺ってきました。

 

独居高齢者様のお宅でした。

連れ合い様を亡くされてから、寂しさを埋める為になのか

猫を飼っていました。

 

いつのまにか、現在は9匹います。

親猫から子猫までいました。でも、2014年にご依頼をお受けした別件の時は20数匹いて子猫はほとんどが

病気にかかっていましたが、今回の子猫は病気にはかかっていません。

ですが、生活環境が芳しくない為お部屋が糞尿だらけになっています。

ご本人様ももうどうする事も出来ないとお話しています。

 

認知症も発症している為、このままではいけないと包括支援センターさんが動いてくれたようです。

愛情をもって飼育はしていたようですが、ご自分の体もままならなくなってしまったようです。

 

施設に入る予定はあるようですが、それまではいい環境で過ごしてもらうために

猫ちゃん達は捕獲しなくてはなりません。

 

当社では、捕獲後に即殺処分するのではなく命をつなぐべく、支援センターさんやSNSなど

色んな所に声をかけさせていただいております。

 

お見積もりの最中に感じた事は、この方の認知症が進んだ場合きちんと弔ってもらえるのだろうか?

妹さんは遠方にお住まいですが、この方のお墓の事はわかっているのだろうか?

など、色んな事が錯綜していました。

包括支援センターさんが、来てくれてはいるから万一なんて言う事は無いとは思いますが・・・

 

とにかく、この方が施設に入れるようになるまでは

快適な環境で過ごして頂きたいと思っています。

 

自然葬とはかけ離れた内容ですが、是非聞いて頂きたかった事でした。

猫ちゃんも里親さんが決まってくれるといいんですが・・・

明日、青森動物愛護支援センターさんの譲渡会があるようですので

伺ってお話してきたいと思っています。

 

エンデイングノートにも是非家族の一員であるペットの事もお書き添え頂きたいと

思います。