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生前契約

最近、自然葬の生前契約のお問い合わせが増えています。

ご自身の健康状態などを鑑み、現実的になってきたとか

年齢を考えてそろそろ本格的に契約をしておきたい、家族に迷惑をかけないように

契約をしておきたい等事情は様々ですが、

ちょっと話を聞いておきたいというのとは違ってきています。

 

ご自身の希望を叶えるためには、解決しておかなければならない事も

沢山あります。

ただ、単純に契約をしておけばいいという事ではありません。

契約をしてもご遺族様の反対があったり、聞いていないとなるとトラブルのもとにもなるリスクが

大変多いと思います。

契約していること自体をご遺族様が知らないと、荼毘に付されてお墓がある場合は納骨されてしまいます。

その場合は例えばモコに連絡がなければ、いつまでもご健在であるままになります。

ご家族様や葬儀社様のご担当者様との連携も非常に重要です。

 

また、メリットばかりではありません。

デメリットをしっかりと伝えてくれる業者を選ぶことも重要です。

 

こんなはずではないから、キャンセルしたいとなった際に申し込みした費用が戻らないなどの

トラブルも考えられます。

 

慌てないでしっかりとお話を聞き、資料を集めて資料の中身に不安な点がある場合は

その都度解決することです。

その説明を面倒がるようであれば、捺印、お支払いは絶対しない事をお勧めします。

一旦持ち帰り、本当に納得できるのか・担当者は信頼できるのか時間をかける事は大切なことです。

 

さらに、海洋散骨に関しては海で生業を立てている方もいるのも事実です。

ばれなければいいというような考えの業者はお勧めしません。

さらに、樹木散骨葬も墓地登録されている所でなければいけません。

自分の土地だからいいという事では絶対にありません。

 

自然葬自体の法律は今のところ明確にないというのが現実です。

(条例で定めているところもあります。)

 

モコでは「ばれなきゃいいんでしょ?」という考えの海洋散骨や樹木散骨のお手伝いは出来かねます。

もちろん、粉骨に関してもです。

弊社で散骨もお手伝いをしない場合でも、ルールをお伝えしています。

せっかく、弔うという尊い行為をするわけですから、後から問題が起きる事がないように

アドバイスはさせて頂きます。