· 

危険な氷

2月7日某市へお見積もりに伺った時の事です。

お客様と約束の時間になり伺ったのですが

そこでとんでもないハプニングに遭遇しました。

 

向かった先はちょうど対向車線沿いだったのですが

お客様が玄関前の門の所にいるのを確認して

車を方向転換する事にしました。

時間にすればほんの数分だったと記憶しています。

             お客様宅前に人だかりができているではないですか・・・

 

            「ん?」なんだ?

             運転席にいた社長が「あ、転んでる」

            「え?」お客様宅前につくと同時に車から飛び出して

            「大丈夫ですか?どこか痛いですか?」と聞いているうちに

            お客様が上をみてぼーっとしながら「頭打った」と言ったので

            すぐに救急車を呼びました。

            とにかく人だかりをなんとかはかさなくてはならないと思い、

            「救急車を呼んだので大丈夫です。」と言いました。

            すぐ、集まった人達は離れていきました。

 

我ながらとっさの判断が出来た事にびっくりですが

若い頃スキーの指導員の資格取得の際に

救急法を受講していたのが功を奏したのだと思います。

その時には意識のない方を救助するという設定だったので

今回とは多少違いますが、初期判断をするのは同じだと感じています。

 

私の唯一楽しみにしているTVドラマ「アンナチュラル」の第四話で

2~3週間前に起こした自損事故で外傷性椎骨乖離で椎骨動脈を損傷し

皮一枚の状況になっていた・・・それが切れて再度事故を起こすという内容だった

事を思い出していました。

 

救急車で病院に着き、検査をして頂きました。

幸いレントゲンにも問題は見られないとの事で

即日帰れる事になったもののお医者様の話ですと

こういう場合は2週間ほどしてぼーっとしたりしてくる場合があるそうで

その場合はすぐ受診するようにとの事でした。

 

お客様は御実家の前がひどく凍っていた為に、通行人が滑ってけがをしてはいけないという温かい気持ちで

始めた事だったのですが

ご自分がその氷でけがをしてしまいました。

きっとしゃがんで氷を割ろうとしていたと思いますが

ちょっとした気のゆるみが今回の事になったのではないかと思います。

 

しかし、今回の事は明日は我が身です。

慣れた道の運転でもひやっとする事もありますし

住み慣れた我が家でも躓く事もあります。

 

ピリピリする必要はありませんが、気を引き締めたいと思います。