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メンタル強化

今では気の強い私ですが、小学・中学の頃はかなり気弱でした。

 

信じてもらえないと思いますが、本当の話です。

 

今でも、私の暗い過去にあるのは

 

生徒会の書記にという事で、クラス代表になった時の事です。

 

昼休みに「演説」というものをしなければなりませんでした。

 

各学年の廊下を応援団と共に歩く、まさに選挙活動です。

 

恥ずかしくて恥ずかしくて、一回も歩けなかったんです。

 

廊下の端に座り込み、蹲ってしまっていました。

 

結果は惨敗です。当然です。

 

なぜ、立候補したのかとか当選したら何をしたいのかとか

 

伝えなければならないのに、全くしなかったんです。

 

今考えれば、なんのために立候補したのか、クラス代表に選んでくれた友人達の

 

気持ちを踏みにじる行為だったと思います。

 全く持ってメンタルが弱かったんだと思っています。

 

 それが一転したのは、高校の二年生のです。

 

 担任にクラス委員長を命ぜられ、クラスをまとめる立場になりました。

 

 できる自信は全くないのに、なぜ引き受けたのか???????

 

           今も不明です。

   

私が高校生のころには「ねぶた祭り」には高校生は参加していけませんでした。

 

「議題」がその事についてのクラス会議での司会進行を

 

担任の先生に褒めて頂いた事で少し自信を持ちました。

 

自分では大した事を話した記憶はないのですが

 

先生曰く

 

「議題」に対して、問題点・なぜ・それに対してどんな考えがあるか・考えを元に自分はどのような事を

 

したのかを話したことが、筋道が通っていてよかったという事です。

 

原因があって、その原因を修正する為の行動があり結果をもたらす事は

 

たぶんこれからも生きていくうえで必要な事と思います。

 

良い事も悪い事もすべて原因があるわけで、間違っていれば修正していく

 

正しければ継続していく事が大切だと私は考えています。

 

気持ちの持ち方ひとつでどんな困難も乗り越えていけると

 

感じさせてくれた先生には感謝しています。

 

たった一回のクラス会の司会進行で

 

はずかしがりやで、人前で話す事が不得意だった私のメンタルは

 

確実に強くなりました。

 

話さなければ気持ちは伝わらないですし、相手の気持ちも感じとる事は

 

出来ないと思います。

 

確かに「空気を読む」という技も必要ですが

 

これは、意思疎通ができている事が前提のような気がします。

 

「忖度」ですか・・・なかなか難しい話ですよね。

 

相手の気持ちを推し量る事ですが、それはある意味自己判断という事ですよね。

 

「こうなんではないか」という自己判断は、ちょっと危険な事とも感じています。