本日は久し振りに午後から自然葬だけの業務をしています。
毎日遺品整理やごみ屋敷清掃やら孤独死現場の原状回復と
全く時間が取れません。
9月に先祖代々のお墓の墓じまいに立ち合い、ご遺骨をお預かりしました。
9体のご遺骨(嬰児含む)になると、乾燥も時間がかかります。
ご両親様の分は乾燥・粉骨はお陰様で完了致しました。
残りのご先祖様7体分に取り掛かっています。
こうなると、乾燥機だけでは途方もなく時間がかかるので
初めて自然乾燥も取り入れてみました。
触った感じでは結構乾燥できていましたが
乾燥機に入れて乾燥をかけてみたところ、すぐに蒸気が上がってきました。
やはり最後は乾燥機を使わなければなりません。
今月の23日に樹木散骨の予定です。
もちろん、それまでには粉骨も間に合わせなければなりません。
一番手間がかかるのは、乾燥後の土や遺物との分別です。
細かくなっている分、非常に時間がかかりますが
仕上がった時は、いつも「よしっ!」となります。
遺骨にくっついてしまった泥や虫の死骸なども刷毛で丁寧に払い
奥に入り込んだものは歯科で使うような細い道具で取り出してみたり・・・
首の痛みとの戦いでもあります。
でも、限りなく綺麗にして差し上げたいので黙々と作業です。
さて、どのくらい水分が抜けたか確認して
OKであれば粗熱を落ち着かせていきます。
今回もいつも通り、心を込めて作業させて頂きます。